- 2023.05.02
突然の別居から始まり離婚ADRを拒絶されるなど当初より紛争度が上り、今後の交渉に影響が出ることが危惧されたため代理人を立てることになりました。
その際、ADRより上條さんをご紹介いただきました。
当方、勤め人であるため平日や日中の面談事務所訪問のままならない状況でしたが、大変柔軟に御対応いただきました。
ご相談の上、調停に移行する事になり本格的な交渉となりました。
(主に相手代理人の都合のようですが)思うように進まず失望することもありましたが、その都度励ましていただき大変勇気づけられました。
また、相手からの繰り返される過度な要求や行き過ぎた物言いについても整然かつ冷静に、時には力強く反論いただき安心して案件をお任せすることができました。
調停終盤になると、妥協に向け条件が目まぐるしく変わり戸惑う中でも、当方要望が最大限満たされるよう相手方や調停委員と交渉いただきました。
交渉事のためすべての要求が通ることはなく、当方だけであれば冷静さを失い決裂し審判や裁判になっていた可能性もあったと思います。
調停成立まで1年半程かかりましたが、自身のことであったので毎回調停には参加いたしました。
離婚を通じて紛争の当事者となりましたが、法律制度がどのように社会に活かされているか、また、弁護士や調停委員のやり取りを間近で見聞きし、交渉事の進め方や文書表現など大変興味深いものがありました。
控室や帰りの道すがらの上條さんとの世間話も楽しい思いです。
今後も面会交流を通じて相手とのやり取りは続きますが、子供達の成長を最優先に考えしっかりと暮らしていくつもりです。